バチあたりの・のすたるじっくつあー
京都に所用があり、しかも久々に鉄道利用と決まり、のすたるじっくつあーを企画しました。

遙か昔の東海道線夜行急行の思い出、ロングレールの揺れとELの汽笛、
轟音を上げて加速し変速機の直結と同時にフルに加給圧を上げてトップスピードまで持っていくキハ181型の本線上の高速運転、
廃墟となっても外観を残している和田山の赤煉瓦機関庫、
近郊型として頑張っている元581型寝台電車、
それぞれを訪ねる久々の鉄道好きの旅行。
しかしこの悪巧みは本人の普段の行いを遙かに超越した天災の前に脆くも崩れ去りました。
ザンネン
とはいえ結構色々な事件?がありましたし行方不明中の「何処にいるの?」という問いにお答えするためにチョットまとめてみました。
(期間限定?でUPしておきます)
朝の東京駅  
全日の影響で
結構込んでいる

大阪駅のトワイライト
10月20日昼頃のニュースで台風23号の影響で夜行列車の運休が報じられました。
国鉄型の寝台車の乗り納め?で確保した「銀河」の指定券をキャンセルと決めて、券の変更に。
そもそも21日の夕方に京都に行けば良いのに夜行急行で出る事自体がフザケているワケで
「どうせ仕事に成らないんだから」・早起きはイヤだで「銀河」、
早く着くので時間つぶしで和田山行という悪事を思いついたんです。
1回目のバチは欲張って加えたキハ181型気動車による本線上の120km運転と生野越え、たぶんこれが国鉄型の特急気動車に乗る最後チャンスと9時33分の「はまかぜ1号」とした事でした。
「銀河」の運休で5時起きが決まりました。・・・・
「のぞみ201」新大阪 6時20分発 取りあえず「NREの釜飯弁当」を購入し、発車前から食べ始める。
しばらくすると女性の車掌さんの車内検札、弁当を楽しみながら券を渡す。
「新大阪までの乗車券は如何致しますか?」・・ん?なんだ?・・・
この乗車券を見て新幹線グリーン車の乗務員が?と思いながらも「よく見てご覧」・・
「はい、新大阪までの乗車券は如何致しますか?」おいおい 「よく見てご覧よ」
ニコニコしながら「はい、新大阪までの乗車券は如何致しますか?」・・・「あなたは字が読めないのかい?」
この後、数回「君は字が読めないのか?」と言い方が変わるまで繰り返し。
最後は無言で横に立っている、しばらくホッテおいて・「理解出来たカイ?」と聞いたら「ハイ」って言うんです?
で「在来線の運転状況を教えて」って言ったら返事をして次へ移動???
その後、来ないので京都辺で別の乗務員に接続特急の運行状況を聞いたら
「はまかぜ」が判らない?「接続特急だよ」と言うとあわてて手帳を見て「スミマセン接続しています」って。?
結局、播但線も「はまかぜ」も判らずに新大阪へ・・・新大阪でもアナウンス無し。
大阪のホームに行って初めて「はまかぜ」どころか播但/山陰両方とも不通と判明。
アリャリャバチが当たった!!
大阪の駅員に「新幹線内で確認していたら京都で打ち切ったのに」とクレームを「京都で払い戻してくれ」とのこと、それじゃ新大阪−京都の新幹線代はどうなるの?とゴネた・・・
「JR東海の・・・」と弱気の返答、そりゃそうだと納得。
さてどうしよう。荻原さんへ連絡を取ると「大阪で昼飯」が決定・・その後に神戸から9時33分(「はまかぜ」の発車時間)に「何処へも行けないだろう・メシ喰いに来るか?」と電話を頂く、
先に昼食を約束した旨、お礼を言って・・・さて・昼迄でどうしよう?
結局、京都まで往復すると丁度良い事に気が付き快速に乗車。
京都烏丸口精算所へ行き打ち切りの切符3枚を窓口に出して精算をと、
今度は乗車券を返してくる?ナンデダ?「乗車券もだよ」と言っても「ハイ・結構ですよ」とこれまた
数回?繰り返す。窓口の向こうの机に居る別の駅員を呼び乗車券の見方を知っているかを聞くと
「スミマセン・おい経由を確認しろ」。
「はまかぜ」「たんば」の特急券とその乗車券の払い戻しで、しかも東京−京都が1万円を超えているのになぜ乗車券を確認しないの?とクレーム・・
まだ考えているので京都〜姫路〜和田山〜京都を払い戻しだ!!とチョット声を荒げた
(さすがに呆れて来た)「5,460円です」
記念に原券を貰おうとしたら払い戻しのため出来ないとのことでコピーをもらう。
まったく最近のJRは・・と毒づきながら改札へ、
ここで精算券を貰っていない事に気が付き再度精算所へ。
並んでいたので横にいた金筋の駅員さんに「精算券を貰っていない」と先ほどのコピーを見せる。
「これは・申し訳ない」とすぐに対応されて京都駅長と名乗られ、さすがにコピーを見て「宜しければ・お話を」との事、で朝からの話を・・・
たいそう驚き「東海へは私の方からクレームを・窓口の社員へは責任持って指導を」と、名前を頂けるかとのことで名刺を渡し代わりにコピーにサインを貰う。
さて、大阪に帰るか・で時間が有るので木津経由で行こうかと大和路快速へ・残念昼までに大阪へは着けない・・・
各駅で大阪へ向かう、そこで気が付いたんのですが精算金額が変だ。
東京〜姫路〜和田山〜京都から東京〜京都の精算を引けば良いのに、 京都〜姫路〜和田山〜京都金額を払い戻しているんです。(もらいすぎ)
各駅の車内検札の車掌にどうするか聞くと「自分も大阪駅も対応できない・間違った窓口に行ってくれ」となる?
京都まで電車賃を払って返しに行かなければならないワケ?と問うと困った顔・駅長に名刺を渡してあるし連絡が来たら東京まで取りに来いって言うか!!
大阪駅で停車中のトワイライトを見かけ写真を撮ってから荻原さんと会い東通りでお好みを食べマッハ模型へ寄ってから弁天町へ・・・
弁天町 
16歳の時以来かと?

ところが
後に某女性と
・・デートした記憶が?
久々のDD54
保存されて良かった
DD54とDF50を見て荻原さんの付き添い?で京都へ戻り。並木さんと合流し京都動物園へ、その後に宿へチェックインしてから三条の「水魚之交」へ、後発の皆さんと合流で・・・・・

問題の乗車券



台風で運休
キャンセルした「銀河」


当初の「はまかぜ」


京都で精算した
「たんば」


「銀河」から変更した
「のぞみ」
乗継ぎに変更した
「はまかぜ」

22日は三条小橋で集合、朝食を済ませ梅小路へ、副館長さんに挨拶し私は1時間ほどで京都駅へ。

梅小路の途中
何故か先斗町の

京都ラーメン
これで東京の蕎麦汁の事、言えるの?

所用を済ませ
ついでの清水
ここで再び・・・Suikaで入場し新幹線ホームへ向かうと入場券の別途購入が必要と判明、
新幹線側駅員が横の精算窓口で購入可能と教えてくれる。
さて・・今度は精算窓口で入場券は発券するがSuikaは烏丸口でと言われる?
ちょっと待ってよ、昨日同様変でしょ
処理する機械はどの窓口にも有るはずだし、ましてこのまま新幹線口から出る人だっているんだろうし。
この窓口で処理できないはずがないと少し(カナリカナ?)強い口調で抗議するとスミマセンと席を立って(2m程度)横の機械で無効の処置をしてくれました。
おかしいと思いませんか?
たとえば烏丸からICOCAで誤って入場し新幹線ホームに迎えに行って八条口から出ようとすると
ICOCAの処理のために烏丸口へ一端、戻らなければイケナイなんて?
しかも表示にICOCAが入場券にならないって書いてなし・・・
その上、怒ったら直ぐに処置をするなんて・それも2mも歩けば出来ること?どうなっているんだろう?最近のJR?
取りあえず今回の所用を済ませて、夕方まで京都観光?清水・円山公園・高台院に平安神宮ところが、当日は時代祭で凄い人出、
平安神宮の前で待ち合わせまでの時間調整をしていたら見るからに外国人の女性のグループに見事な日本語で平安神宮の門が閉まっている理由を聞かれる。
たぶん時代祭の後始末じゃないか?と答えて納得してもらう。
濱崎と落ち合い無国籍料理?の夕食。
23日は5時起きで西本願寺へ
本堂に入るところで今風の若い?2人組の女性とすれ違う、大勢の参拝人の中(正直若い人はいない)で妙に目立った。
仮御影堂でお勤めを聞いていたら(暇なので見回していた)反対側の端に先ほどの二人が座っている。
何となく見ていると声は聞こえないが一度も手元を見ずにかなり長いお経を空で言い続けている。
ずっと顔を下ろさずシャンとして見事な滑舌で・・・思わず見とれてしまった。
僧侶に聞いたらそのお経は通常毎日唱える物だからと返答されたが?ではあの女性も僧侶なのかなあ。

朝の西本願寺

本来のイベント終了

永平寺にて
本日の行程は千里浜まで、
途中に永平寺に寄る一乗谷側から山を越えて永平寺着、
見学後に福井市内へ出て昼食にヨーロッパ軒のソースカツ丼を頂く実に10数年ぶり。
宿は千里浜で甘エビ食べ放題・温泉付き、ところが夕方にユッサユッサ揺れる・・・・
小千谷で地震だそうで、台風に続いて今度は地震!
長岡の四郎君(昔の同僚)に連絡をするが・・・・

兼六園

武家屋敷

富山地鉄

レッドアロー?
地鉄路面電車
24日は金沢市内をブラリ、兼六園〜近江市場まで食事はチョット奮発してご馳走を頂く。金沢駅で情報を聞くと大阪方面は通常運転だが富山(新潟)方面は止まっているとのことで、結局濱崎に富山まで送ってもらう。
富山地方鉄道でアルペンルートは通常通りとの情報を得て一安心、富山の西町まで行ってみるが食事するような店が見つからず駅前に戻り、本日の夕食はしろうおの天丼とさしみ、安い店だったけど結構美味しく頂きました。
四郎君は六日町にいたが今は上越・柏崎経由で長岡に向かっていると判る
「岩崎君は大丈夫か?」と聞かれ「今、金沢だ」と答えると
例の元気いっぱいの声で「地震なんて何処で起こるかワカンネーぞっ」

朝の地鉄富山駅
寺田着
特急は運転停車

スイッチバックで
再度進入

えらい山の上
まで来た

信濃大町の
転車台


25日は富山地鉄で立山まで富山で特急券を買おうとしたらなんと売り切れ?
席がでは無くて券?が無いとのこと?つまり富山駅の特急券の在庫が1枚しかなく寺田で買ってくれとのこと?
普通電車に乗って寺田へ、Y字の線路配置で対抗ホームに元西武の特急が停車中、
乗り換えようとホームへ行くと運転手が向こうのホームで待っていてほしいとのこと?
電車は一度、富山方面に行きすぎスイッチバックで立山方面のホームへ、
その間に寺田駅で特急券を購入する。
指定席は回送状態、自由席は70%位の乗車率で立山へ向けて発車、
さすがの元西武5000型でもウンウン唸ってゆっくり登っていく、
立山に着くといきなりケーブルカーの順番待ちで団体と個人が競争状態、
なんとか席は確保出来たけれどアルペンルートは乗り換えの度に気持ちが急く、
個人旅行者が少なく団体の隙間に乗っていくような感覚で少しがっかり。
室堂でカレーライスの昼食と小休止、
後は翔るように通過して黒部湖(ダム)もそのままトロリーへ臨時便の連続で扇沢へ
40分待って路線バスで大町へ、ところが接続が無く「スーパーあずさ28号」で松本へ行くことに、
ホームの乗車位置で機関区のターンテーブルに気が付いたのですが、
時既に遅くが入線してきた「スーパーあずさ」に乗車、振り子式車輌のカーブ進入時かなりきつくバンクするのにチョット驚きながらで松本まで、
タクシーでギリギリの時間に松本城に行き天守を駆け上がる。
久々の竹風堂の栗おこわと栗汁粉をいただき町並みを楽しみながら松本駅へ。
ホームに丁度来合わせた「しなの」を見て、予定通り 「スーパーあずさ34号」に乗り込む、
在来線特急の編成が短くなっているのにナント「あずさ」は12両編成、
さすがに堂々として立派に見える、しかも指定券は先頭車?。
松本を出て、こまめに止まって行く車輌は綺麗だが揺れが凄い、
線路と言うより車輌そのもののダンピングが路盤のピッチに合わない感じで跳ねているような揺れ方を繰り返す。
大糸線内はカーブに対して振り子がきつすぎる感じだったが、
速度が上がる中央線は揺れが気になる、
他の線区の高速運転車輌はこんなに揺れなかったヨウナ・・気が・・・・
やっと新宿に到着して、丸ノ内線への乗り換えの遠いこと、
結局今回の久々在来線の旅は「スーパーあずさ」の乗り心地の悪さと不思議なJR職員という印象で、
キハ181に乗る最後のチャンスを欲張ったのに信濃大町〜新宿 「スーパーあずさ」の旅になってしまいました。
旅行の記憶
戻る