のすたるじっくつあーU
2日目
最後に寝台急行で東海道を下ったのは「銀河2号」だったかな?スハ44の座席車でEF58が関ヶ原をゆっくり登って行ったっけ。
そんなイメージが有ったんですが米原は真っ暗で大津に着いてもまだ暗い?京都でやっと明るくなってきました。
終着の放送もどことなく旅情に欠けるんですねえ・・まっ 期待しすぎですか!!
大阪駅には「日本海」もいて・いよいよ「いいねすごいねパス」の使い始めです。
「白兎」が遅れていると言う放送が響くホームに「カニカニはまかぜ」が入線してきました。
7輌編成で塗装は変更されているけれど国鉄型の181系はケッコウ堂々として、但し「直ぐに発車します」って叫びっぱなしの放送は・・「白兎」が遅れていてたからしょうがないか!、車内は以外と綺麗で重みのあるエンジン音でスルスルと大阪を発車、昔の豪快なイメージとはちょっと違うかな?っという感じで朝の山陽路へ検札も丁寧だったけれど振り向いたらずっと後ろの車輌まで誰も乗っていない?
途中の尼崎駅で三宮までは後の「白兎」が先に着くと放送が有って、どうするんだろうと思っていたら急に減速し驚いたことに灘の手前の貨物ヤードで止まってしまった?快速と「白兎」に抜かれてからゆっくり本線へ・・臨時のスジなのでせっかく乗ったのに高速運転は無く貨物線で待避とは・・
この区間は「白兎」に乗れば良かったかな?
さて三宮で乗り換え元町へホームでTさんの出迎え・即タクシーで諏訪山へ、ここで朝食の中華粥を頂く、朝のセットは肉まんが付いていてケッコウ腹一杯になりました。
大阪まで戻る汽車の時間が気になって急いて食べようとするんですが熱くって・・・
結局、時間的には余裕を持って駅に戻れ予定より早い新快速で大阪へ
いよいよメインの「はまかぜ1号」の入線待ちです。
普通車の乗車率はまあまあG車も適当に乗っていました。例の切符のお客かな?
安治川鉄橋上では放送を控えると言う西日本伝統?の長距離列車の車内放送を聞きながらさっき通った同じルートを走ります。
検札時に浜坂から鳥取方面への接続がまにあわない事が有るので了承して欲しいとのこと?不思議ですね?聞き返したら平均3分は遅れるそうで?鳥取行きも10分ぐらいしか待たないミタイです。
気持ち「カニカニはまかぜ」よりは気合いが入っているかなって感じで三宮・神戸と停車し舞子の辺りで僅かに過給器の音がしたかな?あとは大久保辺でも微かにキーンとしたような?さすがにG車は防音も良いようで静かでした。ただ椅子が思ったより座面が堅い?張り替えた時に替えたんだろうか?
思いの外に静かで快適な乗り心地で何時の間にか姫路に到着、山陽下りホームに着くと4分遅れで快速の入線後に向きを変えて発車、既に4分遅れでは播但線内回復は絶望?ダイヤの組み方に問題が有るんじゃないかと思ったんですが、考えてみれば浜坂以西は「白兎」で行って戻る方が速いんですね。播但経由で鳥取に行く人は既にイナイってことです。
尤も城崎までは電化されていて大阪から「北近畿」とか走ってるんだから「はまかぜ」の存在って不思議ですよね??
7番線から本線を徐行で渡って播但線へこれは秘密基地のレイアウトと同じ間隔の渡り線です。
1番に入れた方がスムーズみたいだけど快速の運転に影響を出さないようにしているミタイですね。
当日も快速を待たせれば「はまかぜ」は定時で発車できたんですから。
懐かしい姫路機関区は更地になって駐車場に京口は気が付いたら通過していた。姫路城が見えたけど・・・
福崎・甘地も記憶とはカナリ違っていて寺前・長谷くらいで、ああこんな景色だったなあと言う感じでした。
車中で蟹寿司を購入しS氏と半分ずつ頂いて、車内販売のお姉さんがその後、通る度にお礼を言うので「ドウイタシマシテ」って大人2名で弁当1個しか買ってないのに!!
雨に霞む和田山機関区の廃屋が感傷的な景色で山陰本線に入っても記憶とはずれていて・・・
G車内
姫路城

駅弁
半分に分けた
浜坂駅では鳥取行きが待っていて・・但し1輌のみ・・せわしない中で181に別れて新型?気動車へ不思議なデザインで網棚が普通に板の棚で照明の邪魔をして変に暗いし。
トイレも車椅子可と大きいんですが?縦長で床もベチャベチャ、加速も速度感も181より速いんですが・・・・どこか?変な感じで

鳥取駅は早い時期に高架化されたので線路配置が昔の形に似ていて懐かしいような?
取りあえず下車し昼食を・・・時間も遅いし今晩がヘビーなので軽く行こうと歩いていると出石蕎麦の店を発見、寒いのもあってなぜか鰊蕎麦・・・
適当の鳥取の雰囲気を楽しんで再び駅へ・・・
いよいよ初めての187系「スーパーまつかぜ」の入線待ちに・・・
2輌編成の黄色い車体の新型車両は見た目も軽快でデッキの広さやドアも大きめで良さそうですが2輌固定で使うのに出入りドアが連結寄りに集中するのはちょっとなあ? さて、指定席に座ると間もなく発車です。
いやーオドロイタ、音が勇ましいし振動もスゴイし鉄道車輌と言うよりは4トンのヤンチャトラックって感じの加速音、カーブの手前でエンジンを吹かして減速、強制振り子を効かせて突っ込みけたたましく加速を再開、左右にガシッガシッっと振り子してスッ飛んでいく、音と揺れも凄いけれどトンネルに入ると車体強度の関係からか突入時に窓ガラスが内側に歪み天井が落ちそうに撓む、しかも軌道改良されているとはいえ山陰本線を110Km運転とは!
検札の車掌も捕まっていないと歩けないくらいの乗り心地、乗り物に弱い私は酔ってしまいました。
車掌に了解を得て1AB席へ移動し線路脇の樹木や古いトンネルがビュンビュン迫ってくるのを楽しませてもらいました。
時間的にはベストタイムの田儀通過でしたが当日は氷雨の日本海で、しかも速すぎてとても旅情に浸るという感じではありません。
ジェットコースター

温泉津駅
定時の仁万駅でしたが予定を変更し温泉津まで乗ることに!
正月に25日の特急で来るからと伝えて有ったために駅員のMさんが改札横に立っていました。先頭の窓から手を振り温泉津方を数度指さすと理解して頂いたようでオーバーなアクションで何度も手を振って頂きました。
温泉津は無人になっていて寅さんが降り立った好ましい駅舎も立て替えられています。
ホームは昔のママ、いや?以前より暗く新駅舎は温泉客は来ないと思っているのか?殺風景で少しがっかり、同行者がいるのでタクシーに乗ったのですが?港側を通らずトンネルから薬師湯へ・・普通の観光客もこちら側から案内しているのなら少々考え物?これでは山の中の温泉と思われても・・・・
最近は街灯も明るくなり温泉津再生に頑張っているようで他方からのお客に薬師湯の方々が話しかけているのが新鮮でした。
勿体なくも上人自らのお出迎えで城福寺へ。
今回はワガママを言ってお願いした鮟鱇鍋を腹一杯頂きまして・・・・
薬師の湯と

 ギャラリー
観光客なんだから
 港から温泉街を通って
  ほしかったな
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